百年アルミ株式会社は、地震に強く、省エネで快適な住まいづくりに全力を尽くします。

南海トラフ巨大地震について

東日本大震災を上回る甚大な被害をもたらす南海トラフ巨大地震は、
駿河湾から日向灘へと伸びる南海トラフに沿って発生する地震です。

南海トラフ沿いの地域では、
これまで100年~150年の周期でM8クラスの巨大地震が発生しています。
今後、2030年~2040年の間に70~80%程度の確率で発生すると予想され、
最悪の場合、死者は32万3千人にも達すると考えられています。

南海トラフ巨大地震では、
震度6弱から震度7の強い揺れが広範囲におよび、数分にわたって続きます。
この激しい揺れにより、家屋の倒壊や家具の転倒などによる死者数が多く発生すること、
また、家屋の倒壊などにより閉じ込められてしまい、
早期の避難が困難になることが想定されます。

南海トラフ巨大地震対策についての最終報告では、死者数は32万3千人。
これは、東日本大震災の17倍に相当します。
また、倒壊および焼失棟数の合計は、最大で238万6千棟。
東日本大震災の18倍です。
この被害想定は、私たちにとって非常に甚大で深刻なものです。
しかし、今後適切な対策をとれば、
被害を大きく減らすことも可能です。

減災のために

例えば、揺れによる建物の全壊数は、
耐震化率を全体の90%にまで上げることで、約6割に減らすことが出来ます。
さらに、全ての住宅が耐震した場合、全壊率は2割にまで減ります。

南海トラフ地震の情報まとめ

  • 南海トラフ地震の大きさ

    マグニチュード8〜9(引用元:NHK)

  • 南海トラフ地震による想定死者数

    約32万人

  • ️南海トラフ地震が発生する確率

    2030年~2040年の間に70%〜80%

  • ️南海トラフ地震による想定避難者数

    最大950万人(引用元:NHK)

  • ️南海トラフ地震による想定被災者数

    約6,000万人

京都大学名誉教授鎌田浩毅氏による研究発表

まず、南海トラフ巨大地震。これは2035年からプラスマイナス5年、
つまり2030〜2040年の間に必ず起きると言っていいでしょう。
規模をひと言で言うなら、2011年に起きた東日本大震災の10倍以上。
東日本大震災の経済損失は20兆円と言われていますが、南海トラフ地震では220兆円以上、
死者も32万人(東日本大震災は行方不明者含む約2万人)を超えると予測されています。
地震の規模はマグニチュード9.1(東日本大震災はマグニチュード9)とあまり変わりませんが、
被害がこんなに甚大なのは、東は静岡から西は九州まで、被害に遭う人口が多いからです。

引用元:日本財団ジャーナル(https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2022/67524)

南海トラフ巨大地震の発生を「防ぐ」ことは出来ません。
しかし、備えることで被害を最小限に抑えることは可能です。
特に、自然災害においては、想定を超えることもあることを肝に銘じ、
常に今できる「最善」を尽くしていきましょう。

私たちが このプロジェクトを 立ち上げた想い